広告を広告と考えてはいけない
ブログやサイトに、広告を実装する際に、何を考えているか。多くは、いかに広告を利用してもらい、報酬を得ることができるのかを考えているだろう。
報酬のことばかり考えて、実装した広告は、広告としてしか機能しない。
広告として機能してしまうと、報酬を得ることは難しい。
例えば、電車の吊り広告を思い出してもらいたい。電車に乗車すれば、自然と視界に入ってくるが、よほど興味の引く広告でなければ、そこからアクションを起こすことは少ない。
本来の広告なら、吊り広告で問題はない。
電車のケースでは、不特定多数のユーザーであると考えられるため、わずかでもアクションを起こす人もいるだろう。
しかし、サイトやブログ上では、例えば、吊り広告として認識されてしまうと、アクションを起こす可能性は皆無に等しい。
広告を実装する際は、あくまでユーザーのことを考えなければいけない。
ユーザーは、検索エンジンなどで、サイトやブログを検索し、訪問してくる。
webの利用者の多くは、何かを調査、検討をしている。
サイトやブログに実装される広告は、調査や検討の手掛かり、若しくは解答であることが求められる。
サイトやブログに、広告を実装する際は、実装するページの手掛かりや解答になる広告か見極める必要がある。間違っても得られる報酬金額だけで、広告を選んではいけない。